• お問い合わせ
トップ   >   専門治療のご案内   >   失神外来
  • 患者様・ご家族の皆様へ
  • 診療科のご紹介
  • 病院概要
  • 医療関係者の皆様へ
  • 交通アクセス

失神外来

失神とは?

失神とは、一過性に意識を失い、その後比較的速やかに(概ね数分以内です)意識が回復する症状の総称です。原因としては様々なものがありますが、概ね①自律神経の影響によるもの、②心臓疾患に起因するものに大別されます。
この内、①自律神経によるものは比較的に多く全体の6割を占め、概ね失神したのちの予後も良好です。しかしながら、②心臓疾患に起因する失神を来した場合、その後1年間の死亡率が20〜30%にものぼると言われており、全体の約2割を占めます。この為、失神を経験した場合は速やかに医療機関を受診し、心臓疾患が疑われる場合は専門科での検査を受ける必要があります。

症状

一過性の意識消失(記憶を無くす)ことが主症状ですが、『目の前が暗くなる』『気分が悪くなる』『動悸がする』『気が遠のくような感じがする』などの前兆を伴うことも多く、また『トイレで排尿後によく失神する』『食事中に食べ物を飲み込んだ時によく失神する』と言ったように、特定の状況で失神を繰り返すこともあります。失神中に『頭部を打撲した』『気がついたら失禁していた』『目撃した人によるとうめき声を上げていた』といった症状は特に心臓疾患による失神が強く疑われるため心臓の検査をお勧めします。

検査について

まずは一般的な心臓の病気をスクリーニングするため心電図や心エコー、24時間ホルター心電図などを行います。失神の頻度が少なく、かつ心疾患の関与が強く疑われる場合には連続で14日間記録が可能で入浴もできる長時間パッチ型ホルターも施行しています。比較的短期間に失神を繰り返す『再発性失神』や、原因不明の脳梗塞を発症されている方には植え込み型心臓モニター(ICM)と呼ばれる3〜5年間心臓のイベントを繰り返し記録することができるデバイスの植え込みなども行っています。これらの検査は全て入院することなく外来で施行可能です。また、心疾患を伴う失神患者様や、不整脈が疑われる患者様には1泊2日程度の心臓カテーテル検査入院も検討されます。

診察について

失神外来の受付診療科は「循環器内科」です。
診療は下記医師にて担当させていただきます。担当医はご指定できませんのでご了承ください。

診察日 毎週木曜 午後
診療時間 午後2時〜4時半(受付位開始12時半より)《完全予約制》

完全予約制でご案内しております。
失神外来は、初診の患者さまでもお電話にてご予約いただけます。
電話:045-921-6111(代表)
担当:循環器外来受付

医師紹介

佐藤 陽(副部長)

専門分野 循環器内科
不整脈
資格 医学博士
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会循環器専門医
不整脈専門医
主な学会活動 日本内科学会
日本循環器学会
日本不整脈心電学会
日本心血管インターベンション治療学会

医療機関さまへ

2022年4月より、新たに失神外来を開設いたしました。
患者さまご紹介の際は、医療機関さまもしくは患者さまからのお電話にて、ご予約を承っております。
詳しくはこちら

ページトップに戻る