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医療機器

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放射線

CT検査(Computed Tomography:コンピュータ断層撮影)

マルチスライスCT装置で高水準の精密検査を受けていただけます。

当院では、2台(80列、64列)の最新式マルチスライスCTにより、短時間で高精細な画像を提供することが可能となりました。救急病院として、24時間体制で撮影が可能です。

CT検査とは

身体にX線を複数の方向から照射し、透過したX線の吸収差を収集しコンピュータで処理することによって身体の内部(断面)を画像化する検査です。撮影した画像を処理して3D画像を得ることもできます。検査内容によっては、血管や病巣をわかりやすくするために、造影剤を注射してから検査をすることもあります。 検査時間は5~20分程度です。

CT検査を受けるにあたって

検査前の準備
  • 妊娠している、または妊娠の可能性がある方はお知らせください。
  • 金属は検査のさまたげになる場合がありますので、金属の付いた服や下着、貴金属などははずしていただくことがあります。
腹部の検査をされる方へ

午前の検査の方は朝食を、午後の検査の方は昼食をとらないでください。
(水やお茶などの水分は可)

腹部以外の検査をされる方へ

お食事は通常通りおとりください。

造影剤の注射をされる方へ

午前の検査の方は朝食を、午後の検査の方は昼食をとらないでください。
(水やお茶などの水分は可)

以下の方は事前に必ずお知らせください。

  • 過去に造影剤を使用した検査受け、その際に気分が悪くなった
  • アレルギー(気管支喘息、食物、薬などによるじんましん、アトピー体質)がある
  • 持病(肝臓病、腎臓病、糖尿病、甲状腺など)がある

MRI検査(MRI=MagneticResonanceImaging:磁気共鳴画像診断)

MRI検査とは

X線撮影やCTのようにX線を使うことなく、FMラジオに用いられる電波を体に当てて、体内の状態を画像化する検査です。体に対してあらゆる方向の鮮明な断面像を撮影することができます。検査中痛みを伴いませんが、動きに弱い検査なので体を動かさないようにお願いいたします。検査内容によってはMRI用の造影剤を注射することがあります。検査部位をはっきり写す目的で使用します。副作用は極めて少ない薬です。 検査中、装置から工事現場のような大きな音がしますが心配いりません。 検査時間は目的や部位によって異なりますが、20~60分くらいです。

MRI検査を受けるにあたって

注意事項

以下の方は検査ができません。

  • 心臓ペースメーカーを使用している方
  • 人工内耳を使用している方

以下の方は検査ができない場合があります。

  • 外傷や手術により動脈瘤クリップ、人工関節など体内に金属のある方
  • 閉所恐怖症の方
  • 入れ墨をされている方
  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方
検査前の準備

コンタクトレンズははずしていただく場合があります。

また、次のような貴金属類は検査の妨げになりますので、事前に取り外してください。

  • 金属製のもの(時計、貴金属、眼鏡、義歯、ヘアピン、ベルト、補聴器、カイロ、エレキバンなど)
  • 磁気を使用したもの(キッシュカード類、診察券、定期券など)
  • 金属の付いた下着(ブラジャー、ボディースーツ、スリップなど)
  • 金属を含んだ化粧品(マスカラ、アイシャドー、マニキュアなど)

RI検査(核医学検査)

RI検査とは

RI検査は、放射性医薬品(ラジオアイソトープ)を注射したり飲むことによって、検査の対象となる臓器に、放射性医薬品が集まり、微量の放射線をだします。その放射線を専用のカメラで検出し、画像として写し出します。 検査中は痛みを伴いませんので、体は動かさないようお願いします。 検査時間は1回40~60分かかります。1回の注射で1日に2回、または何日かに分けて2回検査する場合もあります。

RI検査を受けるにあたって

薬を投与してから検査を始めるまで、時間を置く場合があります。

腹部の検査をされる方へ

午前の検査の方は朝食を、午後の検査の方は昼食をとらないでください。
(水やお茶などの水分は可)

以下の方は検査ができない場合があります。
  • 妊娠中または妊娠の可能性のある方
  • 授乳中の方
  • 過去に何かの薬を使用して、アレルギー反応を起こしたことがある方
検査前の準備

金属は検査の妨げになる場合がありますので、金属の付いた服、下着、貴金属などははずしていただくことがあります。

マンモグラフィー(乳房撮影)

マンモグラフィーとは

マンモグラフィとは乳房のX線撮影のことです。乳房はやわらかい組織でできているため専用のⅩ線撮影装置で撮影します。しこりとして触れることができない早期がんのサインである石灰化(砂粒のようにみえるもの)を鮮明に写し出せるのが大きな特徴です。

当院では、2022年4月に導入した最新型マンモグラフィー装置(シーメンス社製)を使用しています。
低被爆かつ、撮影時の痛みを最小限に抑える装置となっています。

従来の2D撮影に加え、3Dトモシンセシス撮影が可能となり、より微細な病変の描出が期待できます。
また、ご受診当日でも撮影が可能です。

マンモグラフィーを受けるにあたって

乳房をやや強めに圧迫します。

より良い撮影のために乳房を圧迫板でやや強めに押さえ、平たく引きのばします。これは診断に必要な良い写真を撮るためとても重要なことです。乳房は立体的な厚みもあり、そのまま撮影すると乳腺や脂肪、血管などの重なりで、実際に腫瘍があっても写し出されないことがあるからです。またこのやり方は、放射線の被ばく量を少なくする効果もあります。  

乳房を圧迫するため、乳房がはっている時期は避けたほうがいいでしょう。生理から1週間後、乳房のはりや痛みがなくなりやわらかい状態のときがおすすめです。

以前に受けた手術や傷跡、いぼ、ほくろや気になる症状がありましたら撮影技師にお伝えください。より良い撮影と診断に役立ちます。
撮影の範囲は乳房からわきの下を含めた範囲です。撮影の際は制汗剤やパウダーなどは誤診の原因になりますので良くふき取ってください。
以下の方は撮影できない場合があります。
  • 心臓ペースメーカーを装着されている方
  • 豊胸手術を受けられた方  
  • 妊娠中の方や授乳中の方

当院の乳房検査機器および担当技師は、精度管理マニュアルの実施施設(機関)の選定基準を満たしております

マンモグラフィー検診施設画像認定

最終認定 2020年8月
読影認定医 7名
撮影認定診療放射線技師 9名

医師、技師ともに常勤です。現在、マンモグラフィーは、女性技師が担当しているので安心して検査をお受けになることができます。

X線TV検査

X線を使って体の中を透視し検査や治療を行っています(レントゲン写真を動画で見ている感じです)。

  • バリウムでの胃や腸の検査
  • 骨折の整複
  • 内視鏡を用いての胆管結石の砕石
  • カテーテルやチューブの留置

などを行っています。

骨密度測定検査

当院では、平成28年10月より精度の高い骨密度測定装置(DEXA法)を導入致しました。

脊椎部・大腿骨部の骨密度を測定することで、骨粗鬆症の予防・診断や骨折の危険性を予測することが可能な検査です。検査時間は10分~15分程度で、特に副作用や痛みもありません。

検査を受けるにあたって

注意事項

以下の方は検査が受けられない場合があります。

  • バリウム検査後の方
  • RI(核医学)検査の注射後の方
  • CTやMRIの造影剤検査後の方
  • 仰向けに寝るのが困難な方
  • 円背、体動の強い方
  • 腰椎または大腿骨の手術をされた方
  • 体幹部に入れ墨がある方
検査前の準備

金属・プラスチック類は検査の妨げになる場合がありますので、担当技師にお知らせください。
(洋服・コルセット・湿布薬・カイロ・エレキバン等)

血管カテーテル室(血管撮影室)

血管カテーテル室では、血管の中に細い管(カテーテル)を挿入し、血管の写真を撮影することで、血管の病気を検査します。近年では検査のみでなく、カテーテルを用いた血管病変の治療も行えるようになりました。そのことを血管内治療(インターベンションラジオロジー:IVR)といいます。
当院でもバルーン、ステント、コイルなどを用いた、目的に合わせた血管内治療(IVR)を行っています。血管カテーテル室では医師、看護師、診療放射線技師、臨床工学士など、各医療スタッフが一丸となって診断、治療にあたっています。

当院には2台の血管撮影装置があり、脳血管、心臓血管、体幹部血管と、用途に応じ装置を使い分けております。脳血管撮影装置と心血管撮影装置は、2013年4月に導入した最新鋭の装置です。
新しい撮影装置は1度に2方向の同時撮影が可能です。そのため、造影剤使用量の低減、検査時間の短縮、診断精度の向上など、患者さまにとってより快適で負担の少ない診断と治療が可能になりました。

脳血管撮影装置

Artis zee BA Twin SIEMENS社製(2013年4月導入)

脳血管撮影装置はバイプレーンシステムで、12インチ×15インチ(29.6cm×38.2cm)の長方型の平面検出器(FPD)を搭載しています。一度に広範囲の撮影が可能で、被ばく線量や使用造影剤量の低減が可能になりました。

透視マップ機能(ロードマップ、オーバーレイ)はもちろん、術中CT撮影機能、術中3D撮影機能、血液量カラーマップ表示機能(Neuro PBV IR)、血流速度カラー表示機能(i Flow)など、独自の最新鋭の機能が備わっています。
また、撮影室内には56インチ大型液晶フルカラーモニタを設置しています。これらを最大限に駆使することにより、これまで以上の画像支援が可能となりました。

心臓血管撮影装置

infinx Celeve-i INFX-8000V canon社製(2013年4月導入)

心臓血管撮影装置はバイプレーンシステムで8インチの平面検出器(FPD)を搭載しており、心臓血管にとって最適な高解像度の画像をスムーズかつスピーディに提供することが可能です。

検査やインターベンション(IVR)手技中には、参照画像とCアームの角度をボタン1つでシンクロ操作できる機能など、手技効率の向上に役立つシステムを多数搭載しています。

また、変化自在にCアーム回転軸を配置できるマルチアクセス機能により、心臓だけでなく上肢透析シャント、下肢動脈などの抹消血管インターベンションにも対応可能です。

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診断・治療に役立つ画像情報の提供につとめています。

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